スキップしてメイン コンテンツに移動

J3優勝に向かって2025ギラヴァンツ北九州始動

 


サッカーJ3ギラヴァンツ北九州が111日、新門司球技場で全体練習を開始しました。

この冬一番の冷え込みが続く中、約100人もの熱心なファンやサポーターが新チームをいち早く確認しようと見学に訪れていました。

 


練習開始前には毎年恒例の甲宗八幡宮によるグラウンドの安全祈願が行われ、その後選手達はランニングや体幹トレーニング、ボール回しなどを行い、まずはウォーミングアップとチーム全員の初顔合わせといった内容の全体練習を終えました。

 






チームはこの後12日に北九州ソレイユホールで新体制発表会を開催し、16日から21日まで島原復興アリーナでキャンプを行います。キャンプ期間中の17日にギラヴァンツ北九州U-18と、21日に三菱重工長崎 SCとトレーニングマッチを予定しています。






練習後コメント

(※増本監督、永井選手、町田選手は囲み会見)

◆増本浩平監督


みんなモチベーション高く来てくれてますし、コンディションもいい状態で集まってくれたので、すごく充実したトレーニングが出来たと思います。

(ミーティングでは)クラブの方針とかを含めて社長とスポーツダイレクターから選手に向けてギラヴァンツ北九州ってこういうクラブですよというところは話してもらいました。

僕自身がミーティングより早くグラウンドに出たいというのがあったので、僕からひと言だけ言ったのは、こうあるべきみたいなところはなくして、柔軟性をもってやって欲しいというのを伝えました。


--今シーズンはどんなサッカーを展開したい?

やってきたことには自信を持って欲しいと思うので、そこにプラスしてどういうことをしていくかというところだと思うんですけど、やはりアタックの部分でもう少し得点を取らなくてはいけないというのがあったし、それが出来てればというのがあったと思うんで、そこは伸ばしつつ、守備の所は最後の方ちょっと失点が増えてしまったので、そうならないように、去年の反省を活かした上で更にプラス出来るような形でやっていこうと。


--キャンプでのメニューはどういったものに?

やっぱり攻撃の部分は着手していかないといけないと思いますけど、そこばかりやってても守備の所が疎かになってしまうので、全体的にバランス良くやっていくこと。新加入の選手がどういう風に絡んでいけるのかという所。
常に意識しているのは選手一人一人が100%以上の力を出せるように、色んな事を考えなきゃいけないということなので、また選手が入れ替わったので、システムとかも含めて、やり方も含めて実際見てみないと分からないところもあるので、そこをどう最大限出していけるかというのを見極めていきたいと思います。


--キーパーソンは?

永井がどれくらいコンディション良く、昨シーズンと同じくらいやれるかっていうのは大事になると思うんですけど、永井だけでなく、満遍なく全員が点取れるような、点に係わって行けるようになっていかないといけないという所と、藤原(健介)と(工藤)孝太が抜けて、そこに対してどういう風に選手が入っていくのかというのもあるので。誰って言われるとどうなんだろう?あんま考えてなかったです。

 

--今シーズンの目標は?

もう今優勝しか考えてないので。優勝するって言うことが目標です。現実的に、すごく安パイで考えたらビリからスタートして7位で終わって、じゃあ次の年優勝なんて、ということもあるかもしれないですけど、やはり目標をしっかり見据えていく中で、逆算していった中で十分可能だろうとは考えていけたので、やっぱり優勝という所を目標にしてやっていきたいなと言う風に思っています。

 

--開幕への意気込み

去年開幕からというところがなかなか難しかったので、今年は開幕からスタート上手くきっていけるようにしていくのが大事かなと思います。とにかく優勝を目標にするシーズンの中で、色んな見どころが作っていけたらなと思っています。
昨シーズン(スタジアム)来場者数が増えて良かったなと思っているんですけど、もっともっといい物を見せられる自信もあるので、おひとりおひとりがお誘い合わせの上ミクスタに来ていただけたらなと思います。よろしくお願いします。



永井龍選手



去年悔しい思いをした選手達と、新たに仲間になった選手達とみんなで顔を合わせて、やっと始まるんだなと感じています。

(今日は)はじめなので、僕がどういうプレーをするのかというのはまだちょっと分からないですけど、コミュニケーション取りながら、チームの雰囲気も考えて、まずは怪我をしない体をみんなで一年間作って行こうという気持ちで臨みました。

2024シーズンはかなり守備も安定していましたし、失点数も少なかったですけど、攻撃の所で得点数が伸び悩んだ部分があったので、そこが改善されれば昇格というところには近づくと思うので、自分ももっと点を取らないといけないシーンもありましたし、そういうところで決め切れるようになっていかないとと思います。


--目標とする得点は?

去年以上は取らないと優勝、昇格というのは厳しいなと感じたので、15点以上取りたいなと思います。


--新加入選手にギラヴァンツはどんなチームと伝えますか

去年一年間プレーさせてもらって、ギラヴァンツ北九州というところにネガティブな要素は一切なかったですし、チームもそうですし、選手、スタッフ、環境もそうですし、まちも全て含めて本当にポジティブな部分しかないので、本当に沢山色々いい所は伝えていかないといけないと思います。


--開幕までの目標

去年は悪くなかったですけど、結果として良くなかったので、新しい選手含めてまた新たな一年が始まるということで沢山コミュニケーションをとっていきたいですし、キャンプも含めてみんなで去年よりもっとパワーアップしたギラヴァンツ北九州を見せられるように毎日トレーニングしていきたいなと思います。


町田也真人選手



--チームの印象

結構声を出してくる選手もいたし、若い選手が多いなという印象があるんですけど、真面目に取り組む子達が多いんだなという印象をすごく受けました。

僕個人としては、昔千葉にいた時から何度か対戦させてもらいましたけど、J1に近いところまでいってることも多くて、その時に条件とか満たしていたらもしかしたら上に行く可能性を持っていたと思うし、そういう力を秘めたチームだとは思っていて。
そんなチームがJ3にいて、去年増本監督になってから個人的に見させていただいて気になっていたチームなんで、本当にあと一歩のところでプレーオフ進出出来ませんでしたけれど、個人的には可能性を感じているクラブです。

以前一緒にやってた選手、(矢田)旭とか龍とか、今日はよく話をしました。はじめましての挨拶をしてくれる選手達もすごく印象がいいと言うか、すごい好青年がいっぱいいる。そういうキラキラした子達がいっぱいいるクラブだなという風に率直に感じました。

 僕個人としてはここ最近怪我が多いシーズンで、去年は特に思ったようなプレーが出来なかったんですけど、そこを取り返したいという所と、先ほどミーティングでもあったんですけど、攻撃、得点の部分が課題とされているとおっしゃっていたので、そこの部分でアイデアだったりを出したりとか、味方が困っている時の懸け橋になるようなポジショニングだったりを出来ればなと思います。

 

--喜山選手に次ぐ年長者としてチームをどう引っ張っていきますか?

あんまり年齢は意識してないんですけど、まずは自分がしっかりピッチに立ってプレーすることが大事だと思いますし、プレーでまず見せるということが若い選手、後輩達に響くと思うので、そこをしっかりやることと、発言した方がいいなと思う時はもちろん発言させてもらいたいなと思います。
ただ、そのためには先ほど言ったようにプレーだと思っているので、まずしっかり自分のプレーをして、その中で伸びそうな選手とか、伸び悩んでいる選手とかに声をかけたりとか、もっとこうやったらいいと思うとか、逆に言わなかったりとか。色んな事を自分の出来る範囲でやれたらいいなと思います。

 

--目標と意気込み

とにかく試合に絡み続けるということと、このチームをJ2に昇格させるという所と思います。

 去年ギラフェスでお客さんが沢山入ったと思うんですけど、毎試合ギラフェスのように出来たらいいなと思いますし、開幕戦でそういった試合をして、波に乗って、ずっと12位をかけめぐれるシーズンにしたいと思います。


世良務選手



--改めてプロ選手としてスタートをきりました

既に知ってる選手が結構いますし、やっぱ自分の性格上、けっこううるさいキャラなんで(笑)色んな人としゃべりたいって感じなんで。先輩達とかが声出せって言ってくれて、ランの時に声出したり、今日は色んな選手達とコミュニケーションが取れて結構いいスタートだったかなと思います。

もう寮生活とかで(新入団選手とも)コミュニケーション取れてます。ロッカーの隣、也真人君なんで、色んなこと吸収出来るようにしたいです。


--今シーズンの目標は?

チームとしてはJ3優勝してJ2昇格。個人としては、去年1試合しか出れてないので、1試合でも多く試合に出て、開幕からスタメン狙っていけるようにしたい。サイドバックは層が厚いと思うので、自分が追い越して出られるように頑張りたいと思います。

キャンプの目標は、今よりももっと色んな選手とコミュニケーションとったりして、分からないことがあったら聞いたりして、上手く自分の物にしたい。自分の良さをチームメイトに知ってもらえるように、どんどん出していけたらなと思います。



山脇樺織選手



--2年目の去年は成長を感じました

シーズン前の目標としていて出来た部分もありますが、でも今年はもっと質を上げてやらないといけないですし、去年もそうでしたけど今年もやらなきゃ後がない。毎年がそうで勝負だと思うので、去年以上のものを見せられるようにしたいです。

ポジション争いも更に激しくなると思いますし、SBだけでなく一列前も出来ますが、そこも同じように競争がある。とにかくやれと言われたらどこでも全力でやるだけです。




PHOTO














このブログの人気の投稿

「北九州はサッカー選手・髙橋大悟として、特別ですね。特別な場所です」ルヴァン杯北九州対町田試合後・髙橋大悟選手コメント

  4 月 17 日のルヴァン杯 2 回戦・ギラヴァンツ北九州対 FC 町田ゼルビア戦終了後の髙橋大悟選手コメントです。 敢えてなるべく実際の言葉を編集しないように文字おこしをしています。大悟選手のキャラクター、しゃべり方を脳内で補完しながら読んでいただけると幸いです。 髙橋大悟選手コメント 良くないことかもしれないけど、ここが決まった時から肋骨折れようが腕折れようが休まずにやってきました。 --ミクスタで試合がしたいという気持ちが強かったですか? それでしかないでしょ。だし、やっぱ皆さんの前でもう一回、形は違えどサッカーしたい、見せたいっていう思いを持ってやってきたんで。 --アウェーですが、ホームに帰って来たような感覚ですか? そうですかね。やっぱりここで大きく、強くさせてもらったんで。どこに行ってもサッカー関係者の人達にも北九州の時の話はしていただけますし、それがあるから今の僕がいるので。言葉にするのは難しいですけど、サッカー選手・髙橋大悟として、特別ですね。特別な場所です。   --北九州時代一緒にやっていた選手も少なくなっています (※この試合の出場メンバーでは)(井澤)春輝とかぐらいですけど、あとまえまえ(前田紘基)と。 まあでも、見てるんで。一緒にやった選手は少なくなりましたけど、このクラブへの思いは何ら変わりません。   --知っているサポーターの方の顔が沢山あったんじゃないですか あー!そうじゃないですかやっぱり。久々に見る顔も嬉しかったし。 --対戦してみて北九州というチームはどうでしたか? バリ強い。北九州バリ強い。バリ上手いみんな。なんすか?クソ強いじゃん。 --離れてからも北九州の試合は見ていますか? あ、見ます見ます。全然見ますよ。 --去年と今年と印象は変わりましたか? んー、まあ人が変わったので。今年で言うと、イージーな負け方はしなくなったかなと。食らいつき方がいいなっていうのは思いますね。 あとやっぱりこのスタジアムの雰囲気っていうのはすごいなって。僕ら自身も失点してからは若干飲み込まれる雰囲気を感じたし、怖いっていう印象を与えられるスタジアムなんで、そこはやっぱりサポーターの皆さんが作る雰囲気…すげえ。 --ここ 3 試合チームは負...

最終節アウェーYS横浜戦・北九州が意地のAT弾返しで勝利をつかみ取る

  遂に迎えた 2024 シーズン最終節。 11 月 24 日、ギラヴァンツ北九州はアウェーで Y.S.C.C. 横浜と対戦し、 3-2 で勝利しました。 同日同時刻キックオフで開催された J3 リーグは全日程を終了し、ギラヴァンツ北九州は今シーズンの 7 位が確定。目標としていたプレーオフ圏内の 6 位まであと一歩届きませんでしたが、昨シーズンの J3 最下位からは大きく順位を上げてのフィニッシュとなりました。 最終節を残した時点で、自チームの大量得点での勝利だけでなく、福島の敗戦がプレーオフ出場には必須という非常に厳しい状況。 「点は取りに行く。でもその分失点しては意味がないので守備を疎かにはしない」と 21 日の練習後に増本浩平監督も話していましたが、わずかでも可能性が残っている限りは挑戦するというチームの意志と姿勢は練習からも伝わってきましたし、試合でも表現されていたと感じます。 その結果が AT で同点に追い付かれながらも終了間際に乾貴哉選手が決めたゴールであり、全員の諦めない気持ちが手繰り寄せた勝利だったと思います。   ギラヴァンツ北九州の 2024 シーズンは終わりました。 昨シーズンのJ3最下位、JFL降格危機から運良くJリーグに生き残り、60位から出発した今シーズン。 リーグ戦初勝利まで時間を要する中で新方式のルヴァン杯初戦では J2 大分に劇的勝利をあげたり、 13 戦不敗を達成した後に2度3連敗を喫するなど歓喜も落胆もあり、非常に感情を揺さぶられるドラマティックなシーズンでした。 既に来季続投が発表されている増本浩平監督。ギラヴァンツ北九州での 2 シーズン目が今から楽しみだというファン・サポーターも多いでしょう。 夏場以降、なかなか勝てなくなり、プレーオフ圏内をめぐる争いが過酷になる中、苦しみながらも昇格への強い気持ちを選手達が語っていたのは勿論ですが、増本監督も「北九州で昇格したい」と言葉にしていました。 来季は「 J2 自動昇格への道」を、ギラヴァンツ北九州にかかわるみなさん、そして北九州というまち全体で楽しみたいですね。