4月17日のルヴァン杯2回戦・ギラヴァンツ北九州対FC町田ゼルビア戦終了後の髙橋大悟選手コメントです。
なるべく実際の言葉を編集しないように文字おこしをしています。大悟選手のキャラクター、しゃべり方を脳内で補完しながら読んでいただけると幸いです。
髙橋大悟選手コメント
―――ミクスタで試合がしたいという気持ちが強かったですか?
それでしかないでしょ。だし、やっぱ皆さんの前でもう一回、形は違えどサッカーしたい、見せたいっていう思いを持ってやってきたんで。
―――アウェーですが、ホームに帰って来たような感覚ですか?
そうですかね。やっぱりここで大きく、強くさせてもらったんで。どこに行ってもサッカー関係者の人達にも北九州の時の話はしていただけますし、それがあるから今の僕がいるので。言葉にするのは難しいですけど、サッカー選手・髙橋大悟として、特別ですね。特別な場所です。
―――北九州時代一緒にやっていた選手も少なくなっています
(※この試合の出場メンバーでは)(井澤)春輝とかぐらいですけど、あとまえまえ(前田紘基)と。
まあでも、見てるんで。一緒にやった選手は少なくなりましたけど、このクラブへの思いは何ら変わりません。
―――知っているサポーターの方の顔が沢山あったんじゃないですか
あー!そうじゃないですかやっぱり。久々に見る顔も嬉しかったし。
―――対戦してみて北九州というチームはどうでしたか?
バリ強い。北九州バリ強い。バリ上手いみんな。なんすか?クソ強いじゃん。
―――離れてからも北九州の試合は見ていますか?
あ、見ます見ます。全然見ますよ。
―――去年と今年と印象は変わりましたか?
んー、まあ人が変わったので。今年で言うと、イージーな負け方はしなくなったかなと。食らいつき方がいいなっていうのは思いますね。
あとやっぱりこのスタジアムの雰囲気っていうのはすごいなって。僕ら自身も失点してからは若干飲み込まれる雰囲気を感じたし、怖いっていう印象を与えられるスタジアムなんで、そこはやっぱりサポーターの皆さんが作る雰囲気…すげえ。
―――ここ3試合チームは負けが先行してましたが、2-1で勝利しました。ポイントは?
我慢強さ。であり、やっぱり、常日頃からみんな厳しい中でやってると思うし、思いの強さもあるんじゃないですか。
それは北九州の選手がないって言っているわけじゃなくて、やっぱり僕らはそれぞれ色んな思いを背負って上で戦ってるので、そこを見て、感じて欲しいなって部分ではあります。北九州がどうとかじゃなくて、僕達はそういう思いで戦ってるという所を。
移籍早々一部界隈をざわつかせた「萌え袖」(2019年8月撮影)
素直に感情を表すところは北九州にいた頃の大悟選手のままでしたが、5年前に初めて大悟選手にインタビューした時と比べると、メディアに対する受け答えも顔付きもしっかりとした大人になったなという印象。
プロとして、タフな経験も含めて時間を重ねた大悟選手。25歳の誕生日にミクスタのピッチに立ったのは、自らの思いと努力が引き寄せた運命だったのかもしれません。
また大悟選手にミクスタでプレーしてもらうためにも、北九州は上のステージを目指しましょう。
2020年ギラヴァンツ北九州新体制発表会より |