4月14日ミクニワールドスタジアム北九州で行われたギラヴァンツ北九州対カマタマーレ讃岐の試合。今季初、更には22年以来の連勝をホームで達成すべく戦いに臨んだ北九州ですが、1-1のドローという結果になりました。
前半29分、北九州は永井龍選手がPKを冷静に決め先制。待ちに待った永井選手の今季初ゴールで波に乗って追加点を奪いたい北九州でしたが、得点には至りませんでした。(乾選手のミドルの選択は良かっただけに決まって欲しかったと個人的には思います)
後半は讃岐の選手交代から北九州が押される展開になり、68分にコーナーキックから得点を決めた讃岐が同点に持ち込み、更にペースを握る形に。何とか北九州は守備で持ちこたえ、同点で試合を終えました。
試合の間隔を一週間で迎えた讃岐と、中三日で迎えた北九州とのコンディションの差はあったと思いますが、それを含めての勝負。試合後の増本浩平監督のコメントにもありますが、力不足だったことは否めないと思います。
もっと力をつけていくためチーム一丸となって日々を積み重ねていって欲しいですし、ギラヴァンツファミリーはそれぞれの形の応援でサポートしていきましょう。
次は中2日でルヴァン杯2回戦。町田ゼルビアをミクスタに迎えます。
今シーズンJ1に昇格した勢いで現在も上位につけている町田。
ノックアウト方式のトーナメントでは、カテゴリーが上のチームの方が「負けることは許されない」というプレッシャーが強くなり、本領を発揮出来なくなるチームが出て来る一方で、カテゴリーが下のチームは「勝てばラッキー。当たって砕けろ」の精神で気負うことなく思い切ってぶつかっていけることからしばしば起こるのがジャイアントキリング。
正直な所、大分も町田もかつては同じカテゴリーで対戦していた相手ということもあり、ほぼ勝てそうもない格上に挑戦するというイメージとはちょっと違って複雑というのが個人的な感覚なのですが、現状非常に強い相手というのは間違いありません。
また、北九州の選手として活躍し、現在町田に所属する髙橋大悟選手の姿を見ることが出来るかどうかもみなさんの気になるところでしょう。
多くのJリーグサポーターも注目の一戦との噂もありますし(?)やるからには勝ってJリーグの話題を盛り上げる役割を担うと同時に、今シーズン3度目の熱い小倉の夜になることに期待です。
試合後選手コメント
■乾貴哉選手
前半いい時間帯に点が取れたのは良かったと思うんですけど、後半攻め込まれる時間帯が多くて、そこでもっと出来ることがあったと思います。押し込まれた時にチーム全体でパワーを出せるように次はやっていきたいと思います。
左サイド、自分の所も更に連携をとって次に向けて練習からもっと準備をしていきたいです。