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GW後半初日・ギラヴァンツ北九州対Y.S.C.C.横浜戦

53日にミクニワールドスタジアム北九州で行われたギラヴァンツ北九州対Y.S.C.C.横浜の試合は0-1で北九州が敗戦。北九州は5月唯一のホームゲームを勝利で終えることが出来ませんでした。

いい形でシュートまでもっていける場面も複数回ありながらも決め切れなかった北九州に対し、PKでの先制点を守り切ったYS横浜。試合終了間際のジャッジが北九州にとって不利に働いたとも思えますが、そこに至るまでの間に点を取れなかったことが悔やまれます。

12節を終え255分となかなか勝ち星を積み上げられずにいる北九州。次は56日、中2日でアウェー岐阜戦です。

 



試合後選手コメント

■杉山耕二選手

攻守表裏一体というのはあると思うので、攻撃だけが上手くいってないというわけではないと思います。

ただ、シーズン始まってからなかなか複数得点出来ない、得点が重なって行かないという状況を鑑みれば、ディフェンスラインが基本的に無失点で抑えて我慢しながら、じりじり時間を進めて最後1点取れるか取れないかという勝負をさせなきゃいけないし、それが僕達の役割だと思っているので、そういった意味だと今日久々にCBで出場させてもらった中でああいった失点をしてしまったというのはまだまだ自分自身の甘さだったり、隙があるのではというのを突き付けられた形にはなったと思います。

勝ちたかったですし、悔しい失点ではありましたけど、これを糧に強くなって前に進んでいかなきゃいけないんで、そこはしっかり僕自身も次に進んでいきたいと思います。

 

―――SBでのプレーはどう感じるか

やっぱり見え方とかも全然違いますし、守備のタイミングとかも全然違うんで、すごい難しさを感じました。ただ、今シーズン与えられた場所で、与えられた時間の中でどれだけ自分自身を表現できるかというのがすごい大事だと思いますし、監督も自信を持って背中を押して出場させてくれているのと思うので、そこに、期待にはやっぱり応えなければいけないとそれは強く思いますね。

 

―――守備陣の意思統一などの牽引について

試合に絡んでいる中で、年齢的にも上になりますし、リーダーシップをちゃんと発揮して、そこは自分自身のアイデンティティもありますし、絶えずやっていかないといけないと思っています。

 

―――自身の得点への意欲は?

サッカー選手である以上ゴールは目指したい部分ですし、守備の選手ではありますけど点を取れると自信になるというか、自分の調子的にも乗っていけると思うので、ゴールが少ないチームの中で、守備陣がセットプレーで点を取れたらすごい前の選手も楽だと思いますし、そこは貪欲にアグレッシブなゴールを目指して練習からやっていきます。



■冨士田康人選手(Y.S.C.C.横浜・北九州出身)

---ミクスタの印象は

去年ゴール決めたんで(笑)印象はいいスタジアムです。

僕はちっちゃい頃、本陸(本城陸上競技場)の時によくギラヴァンツの試合を見に行っていたのですが、こっち(ミクスタ)になってからは高校生だったので、自分の部活の試合とかあって見に来きたことがなかったので新鮮な感じです。

地元だし、ニューウェーブの時からよく見ていたので、そういうチームと対戦するのは何か特別な感じはありますね。

―――昨年に続いて後輩のひびきサッカースクールの選手が応援に来ていました

監督から連絡あったんですけど、今回はGWなんでみんな忙しくて、中1だけが活動、試合がなかったので何人か来てくれて。めちゃくちゃ嬉しいですね。

―――今回もゴール決めたかった?

いえ、自分のゴールより、チームが勝つことが何よりも一番大事なので、勝てたことが良かったです。

―――今後の意気込みを

2日で相模原との試合で、同じ神奈川県のチームということでダービーでもありますし、今シーズンはホームでリーグ戦勝ててないので、サポーターにまずは勝ちを届ける。目の前の試合に集中して相模原戦勝ちたいと思います。

 


gomaiwaとのコラボサンドイッチ売り場に立つ坪郷来紀選手と官澤琉汰選手


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