5月12日、福岡市のベスト電器スタジアムで2024年度福岡県サッカー選手権大会決勝が行われ、ギラヴァンツ北九州は福岡大学に4-0で勝利しました。この結果によりギラヴァンツは福岡県代表として天皇杯に出場することが決定。5月26日に鹿児島県南さつま市のOSAKO
YUYAスタジアムで開催される1回戦、鹿児島県代表の鹿屋体育大学との試合に臨みます。
天皇杯福岡県代表をめぐるギラヴァンツと福岡大の対戦は3年連続。22年はPKで、23年はシュート数を上回られながらも一発の好機を決めるという辛勝で県代表の座を得たギラヴァンツ。2022年、2023年と2年連続で九州大学サッカーリーグ1部を無敗で優勝し、今季も現時点で無敗のまま首位をキープしている福岡大。キャプテンマークを付ける橋本悠選手は来季J1アビスパ福岡への加入が内定し、今季は特別指定選手として既にルヴァン杯の松本山雅戦には120分フル出場しています。
ギラヴァンツにとって福岡大は難敵には違いありませんでしたが、結果は4得点無失点の快勝。リーグ戦では得点力不足が課題となっているだけに、流れで複数得点出来たことは収穫だったのではないでしょうか。
先制点を決めた平山駿選手は、「入りしっかり行こうというのがあって、自分達が今までやってきたことをちゃんとやれば絶対勝てると言われた」と増本浩平監督から試合前の声掛けがあったと言い、「自信持って自分達がやってきたことを表現出来て、結果が出て良かったと思います」とコメント。
大学生を相手にプロとして戦うことは、マインドの部分でも非常に難しいものになると言われていますし、勝って当然ではないのは過去の戦績を見ても分かること。18年のギラヴァンツは天皇杯出場を逃しています。
天皇杯1回戦も大学生との試合になりますが、プロとしての力をしっかりと見せて2回戦へ駒を進めて欲しいと思います。
そしてその前にリーグ戦のアウェー松本山雅戦です。勢いを繋いで是非とも勝利を。