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ギラヴァンツ北九州・ホーム宮崎戦で20年シーズン以来の3連勝

 



714日、ミクニワールドスタジアム北九州で行われたギラヴァンツ北九州対テゲバジャーロ宮崎の試合は北九州が1-0で勝利。連勝を3に伸ばしました。北九州の3連勝は20年シーズン以来です。
 
前半は立ち上がりこそペースをつかめずにいたものの、その後は北九州の時間帯が多く、惜しいシーンもある中で0-0のままスコアは動かず。
後半は連続して獲得したCKを決めることが出来なかった宮崎に対し、北九州はCKから永井龍選手が豪快なヘッドを決め先制点をゲット。
試合終了間際には宮崎に連続してチャンスを作られましたが、執念とも言える守備を見せた北九州が無失点でゲームをしのぎ切りました。
決していいとは言えない内容の試合ではありましたが、それでも勝ち切ることは目標としている場所にたどり着くためには必要だと思います。
 
9戦不敗、そして3連勝。順位も8位に上げました。
とは言え、1試合の勝敗で大きく順位が入れ替わる状況。選手達の言葉からは、最後まで諦めず、仲間を信じて100%以上の力で挑み続けるという気持ちの熱さと、現状を踏まえた上で課題に向き合う冷静さの好バランスを感じます。

 次節松本戦もミクスタでの試合。中断期間前最後のホームゲームです。
相手がどこであれ、目の前の試合に勝ってまた最高の週末を迎えたいですね。

 

◆U-15選手達がアカデミー応援募金協力呼びかけ 


福岡県リーグから九州リーグへの昇格を果たしたギラヴァンツ北九州U-15。
九州内の強豪チームと熱く戦っています。
遠征距離も増え、これまで以上に経費もかかることからクラブではアカデミー応援募金を開始。
宮崎戦でもU-15の選手達がスタジアムで直接協力を呼びかけ、
ハーフタイムには8月に開催されるインターシティカップ壮行会も行われました。








JCYインターシティ トリムカップ(U-15) WEST 2024


今回の白川米応援販売は長谷川光基選手と渡邉颯太選手



試合後選手コメント


◆工藤孝太選手


最近失点が続いてて、先制点を許すと厳しい試合展開になるんで、まずは先制点を許さない所と、前半は絶対に0で抑えるというのを目標にチームでやっていました。
前の選手がすごいハードワークしてくれて、それに後ろがしっかり蓋をするというか、しっかり跳ね返すとか回収するとかっていうのは試合全体通して出来ていたという実感はありますし、今まで失点してた分、今日の試合は無失点で終われたというのは自信になったと思います。

やっぱり先制されるとその分2点とか、多く点を取らないといけない。それは簡単な事ではないですし、前の2試合はちゃんと2点とってくれて逆転して勝てたというのはありますが、その分難しい試合展開になりました。
リーグ前期は無失点で終えるというところは出来ていたので、もう一回初心に立ち返って、ゼロで抑えるというのが今日は出来ていたのが良かったと思います。


--試合ごとに頼もしさが増しているのを感じます

試合にずっと出させてもらっている中で、色んな経験をしているからこそ難しいことが出来るようになってきました。

選択肢がいっぱいある中で、そこからチョイスしていかないといけないんで、その部分でこれまでにはない難しさを感じるというのはあるんですけど、守備のやり方というか、守り方というところは一試合一試合やっていく中で積み重なっているところもあります。

味方を動かしたり、自分で守っていったりというところは、試合ごとに経験していく中で選んでやっていけているのはこれまでにはない経験なんで、そこは試合に出てるからこそだとポジティブに捉えています。

一試合一試合やって中でレベルアップしていかないと、もっと上のレベルになっていくにつれて難しくなっていくと思うので、そこはこのJ3という舞台の中でも進化していかないとと思います。


--今後の目標をお願いします

今、2カ月位いい形で負けなしでいけているんですけど、やっぱり積み重ねているものが崩れるのは一瞬だとも思うので、そこは危機感を持ちながら、練習から隙をなくしていけるようにやっていかないといけない。
勝ててるからこそ危機感をいつも以上に持たないとすぐに崩れてしまうと思うので、そこを後ろの僕とか、今組んでる杉山選手中心にもっと喝を入れて、隙を見せずにやっていかないといけないと思います。

僕自身ずっと試合に出させてもらっている中で点が取れていないので、後半戦はセットプレーでもどんな形でもいいので1点は取りたいなと思います。

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すっかりお馴染みの「勝ち帽子」については「ずっと続けられるように勝ちたいです」
そして間をおいて、「昇格したいです」と、しっかり言葉にしてくれたことを付け加えておきます。






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