早いもので6月29日のホーム福島ユナイテッドFC戦でギラヴァンツ北九州の今季の戦いも半分が終わりました。
6勝8分け5敗と勝ち越しでシーズンを折り返せたことはもちろん、13節アウェーFC岐阜戦以来リーグ戦7戦負けなしと確実に調子を上げていることも後半戦に向けたポジティブファクター。
しかもホームのミクスタでは3連勝中で、奈良クラブ戦、福島戦と2試合続けての逆転勝利はチームの自信になったと思いますし、ファン・サポーターにとっても次の試合が待ち遠しくなる素晴らしい前半戦の終わり方になりました。
現在、目標とするプレーオフ圏内まで勝点3、自動昇格圏内の2位にも勝点5差に迫ります。7月1日のギラフェス記者会見後に、増本浩平監督に後半戦に向けた意気込みなどを聞きました。
--リーグ戦折り返し初戦はアウェー鳥取。古巣との対戦です
チームで共有したのは、一回負けた相手に負けるわけにはいかないのがここからのサイクルということ。引き分けた相手には絶対に勝たないといけない。勝った相手にももう一度勝たいないといけない。
やらなけばならないことはこれまでと変わらないし、そこを毎試合意識していかなければならないし、100%以上でやり続けるしかないんだからということです。
今まで通り、先々の事を考え過ぎず、目の前の試合を戦うという意味では、相手が鳥取だろうがどこだろうが関係ないと思っています。
--ホーム鳥取戦では、(古巣対決を前に)平常心でいられないのが選手達にも伝わってしまっていたとのことでした。今回はいかがでしょう?
そうなるでしょ(笑)いつも通りなんだけど、隠そうと思っても隠せない(笑)
--その気持ちを汲んだ上で、選手達が奮起してくれるのでは
そうですね。今本当に選手達がすごく頼もしくなってきているので、僕が何か言わなくてもいい戦いをしてくれるはずだと思います。
--チームの調子も上がってきています。ギラフェスにも多くの方が来場されると思います
(沢山の方が)入るか入らないかは僕ら次第だと思っていて、そのためには勝ち続けないといけない。
選手達は去年があって、それでも沢山の方が応援してくれていることを意気に感じているし、助けられていると本当に心底思っていて、だからこそ今力を出せています。
昨年小林さんだったり田坂さんだったり色々やって下さった方達が撒いたものが多分今芽を出していると思うので、ここから先どういう風に花を咲かせていくのかというのが僕達の仕事になってくると思います。
対策もされるだろうし、色んな事があると思うんですけど、僕らは100%以上でやっていくだけなので。
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上位を狙うには更なるチームの練度や好不調の波を小さく抑えることなど、必要なことは少なくないでしょう。いい時ばかりではありません。苦しい時ほどチームを支えられるよう、一喜一憂し過ぎず、後半戦もギラヴァンツファミリーがひとつになって後押ししていきましょう。