スキップしてメイン コンテンツに移動

ギラヴァンツ北九州がホームでFC岐阜に勝利


 921日、ミクニワールドスタジアム北九州で行われたギラヴァンツ北九州対FC岐阜の試合は北九州が2-0で勝利。連敗を3でストップし、順位もひとつ上げて4位に。

 

試合前、ギラヴァンツ北九州初代社長の横手敏夫さんの逝去に伴い黙とうが行われ、北九州の選手達は喪章を着用して臨んだ一戦。
開始後5分にコーナーキックからヘッドで合わせた工藤孝太選手がJリーグでの初ゴールを決め北九州が先制。

その後もほぼ北九州が試合の主導権を握る形で前半を終えましたが、後半は入りから岐阜がボールを持つ時間が増え、なかなか相手陣内でゲームが出来ない流れに。岐阜のシュートはポストに阻まれるなど決まらなかった一方、北九州は試合終了前にPKを藤原健介選手が確実に決め2-0に。4試合ぶりの勝利を手にしました。

 

尚、前半42分にアクシデントに見舞われた田中悠也選手と交代した伊藤剛選手のリーグ戦出場は2017年以来。





試合後コメント

◆井澤春輝選手

連敗してる中でのホームということを非常に大事に1週間取り組んできて、勝つという結果が出せて良かったと思います。

連敗はしてましたけど、一人一人がそこから目を背けずに課題に取り組んで、ここからまたひとつになるぞと残り10試合みんなでやろうと、バラバラになることもなくまとまってやってこれたからこそ今日ホームで結果が出たかなと思います。

 

--後半相手ペースで進んでいましたが、入る時の指示などは?

もっと前から、相手陣地でプレーしたいという狙いと、相手のビルドアップに対してのマークの立ち位置だったり、僕が入った時は1-0だったんで、もう1点追加点取って、0で抑えようというのを意識して入りました。
アクシデントもあった中でしっかりと勝ち切ることが出来たのは)最後ミーティングでますさん(増本浩平監督)が言ってましたけど、みんなが毎日いい準備をしてるからこそ、(伊藤)剛君だったり、ハセ(長谷川光基)が何の違和感もなく入れた。本当にその通りだと思います。

 

--横手初代社長のナンバー入りユニフォームを来て最後挨拶に回っていました。思いなどはありましたか?

やっぱりそういう方がいらっしゃったからこそ、今僕達がサッカー選手としてここでプレー出来ているというところで、本当にみんな気持ちが入ってたんじゃないかなと思います。勝てて本当に良かったです。

 

--残り試合に向けて

今日勝って、残り9試合。本当にここからだと思うし、みんながひとつになって、最終的に昇格するという目標を叶えるために、また一丸となってやっていきたいと思います。



このブログの人気の投稿

J3優勝に向かって2025ギラヴァンツ北九州始動

  サッカー J3 ギラヴァンツ北九州が 1 月 11 日、新門司球技場で全体練習を開始しました。 この冬一番の冷え込みが続く中、約 100 人もの熱心なファンやサポーターが新チームをいち早く確認しようと見学に訪れていました。   練習開始前には毎年恒例の甲宗八幡宮によるグラウンドの安全祈願が行われ、その後選手達はランニングや体幹トレーニング、ボール回しなどを行い、まずはウォーミングアップとチーム全員の初顔合わせといった内容の全体練習を終えました。   チームはこの後 12 日に北九州ソレイユホールで新体制発表会を開催し、 16 日から 21 日まで島原復興アリーナでキャンプを行います。キャンプ期間中の 17 日にギラヴァンツ北九州 U-18 と、 21 日に三菱重工長崎 SC とトレーニングマッチを予定しています。 練習後コメント (※増本監督、永井選手、町田選手は囲み会見) ◆増本浩平監督 みんなモチベーション高く来てくれてますし、コンディションもいい状態で集まってくれたので、すごく充実したトレーニングが出来たと思います。 (ミーティングでは)クラブの方針とかを含めて社長とスポーツダイレクターから選手に向けてギラヴァンツ北九州ってこういうクラブですよというところは話してもらいました。 僕自身がミーティングより早くグラウンドに出たいというのがあったので、僕からひと言だけ言ったのは、こうあるべきみたいなところはなくして、柔軟性をもってやって欲しいというのを伝えました。 --今シーズンはどんなサッカーを展開したい? やってきたことには自信を持って欲しいと思うので、そこにプラスしてどういうことをしていくかというところだと思うんですけど、やはりアタックの部分でもう少し得点を取らなくてはいけないというのがあったし、それが出来てればというのがあったと思うんで、そこは伸ばしつつ、守備の所は最後の方ちょっと失点が増えてしまったので、そうならないように、去年の反省を活かした上で更にプラス出来るような形でやっていこうと。 --キャンプでのメニューはどういったものに? やっぱり攻撃の部分は着手していかないといけないと思いますけど、そこばかりやってても守備の所が疎かになってしまうので、全体的にバランス良くやっていく...

「北九州はサッカー選手・髙橋大悟として、特別ですね。特別な場所です」ルヴァン杯北九州対町田試合後・髙橋大悟選手コメント

  4 月 17 日のルヴァン杯 2 回戦・ギラヴァンツ北九州対 FC 町田ゼルビア戦終了後の髙橋大悟選手コメントです。 敢えてなるべく実際の言葉を編集しないように文字おこしをしています。大悟選手のキャラクター、しゃべり方を脳内で補完しながら読んでいただけると幸いです。 髙橋大悟選手コメント 良くないことかもしれないけど、ここが決まった時から肋骨折れようが腕折れようが休まずにやってきました。 --ミクスタで試合がしたいという気持ちが強かったですか? それでしかないでしょ。だし、やっぱ皆さんの前でもう一回、形は違えどサッカーしたい、見せたいっていう思いを持ってやってきたんで。 --アウェーですが、ホームに帰って来たような感覚ですか? そうですかね。やっぱりここで大きく、強くさせてもらったんで。どこに行ってもサッカー関係者の人達にも北九州の時の話はしていただけますし、それがあるから今の僕がいるので。言葉にするのは難しいですけど、サッカー選手・髙橋大悟として、特別ですね。特別な場所です。   --北九州時代一緒にやっていた選手も少なくなっています (※この試合の出場メンバーでは)(井澤)春輝とかぐらいですけど、あとまえまえ(前田紘基)と。 まあでも、見てるんで。一緒にやった選手は少なくなりましたけど、このクラブへの思いは何ら変わりません。   --知っているサポーターの方の顔が沢山あったんじゃないですか あー!そうじゃないですかやっぱり。久々に見る顔も嬉しかったし。 --対戦してみて北九州というチームはどうでしたか? バリ強い。北九州バリ強い。バリ上手いみんな。なんすか?クソ強いじゃん。 --離れてからも北九州の試合は見ていますか? あ、見ます見ます。全然見ますよ。 --去年と今年と印象は変わりましたか? んー、まあ人が変わったので。今年で言うと、イージーな負け方はしなくなったかなと。食らいつき方がいいなっていうのは思いますね。 あとやっぱりこのスタジアムの雰囲気っていうのはすごいなって。僕ら自身も失点してからは若干飲み込まれる雰囲気を感じたし、怖いっていう印象を与えられるスタジアムなんで、そこはやっぱりサポーターの皆さんが作る雰囲気…すげえ。 --ここ 3 試合チームは負...

最終節アウェーYS横浜戦・北九州が意地のAT弾返しで勝利をつかみ取る

  遂に迎えた 2024 シーズン最終節。 11 月 24 日、ギラヴァンツ北九州はアウェーで Y.S.C.C. 横浜と対戦し、 3-2 で勝利しました。 同日同時刻キックオフで開催された J3 リーグは全日程を終了し、ギラヴァンツ北九州は今シーズンの 7 位が確定。目標としていたプレーオフ圏内の 6 位まであと一歩届きませんでしたが、昨シーズンの J3 最下位からは大きく順位を上げてのフィニッシュとなりました。 最終節を残した時点で、自チームの大量得点での勝利だけでなく、福島の敗戦がプレーオフ出場には必須という非常に厳しい状況。 「点は取りに行く。でもその分失点しては意味がないので守備を疎かにはしない」と 21 日の練習後に増本浩平監督も話していましたが、わずかでも可能性が残っている限りは挑戦するというチームの意志と姿勢は練習からも伝わってきましたし、試合でも表現されていたと感じます。 その結果が AT で同点に追い付かれながらも終了間際に乾貴哉選手が決めたゴールであり、全員の諦めない気持ちが手繰り寄せた勝利だったと思います。   ギラヴァンツ北九州の 2024 シーズンは終わりました。 昨シーズンのJ3最下位、JFL降格危機から運良くJリーグに生き残り、60位から出発した今シーズン。 リーグ戦初勝利まで時間を要する中で新方式のルヴァン杯初戦では J2 大分に劇的勝利をあげたり、 13 戦不敗を達成した後に2度3連敗を喫するなど歓喜も落胆もあり、非常に感情を揺さぶられるドラマティックなシーズンでした。 既に来季続投が発表されている増本浩平監督。ギラヴァンツ北九州での 2 シーズン目が今から楽しみだというファン・サポーターも多いでしょう。 夏場以降、なかなか勝てなくなり、プレーオフ圏内をめぐる争いが過酷になる中、苦しみながらも昇格への強い気持ちを選手達が語っていたのは勿論ですが、増本監督も「北九州で昇格したい」と言葉にしていました。 来季は「 J2 自動昇格への道」を、ギラヴァンツ北九州にかかわるみなさん、そして北九州というまち全体で楽しみたいですね。