10月19日、東大阪市花園ラグビー場でFC大阪対ギラヴァンツ北九州の試合が行われ、3-2で大阪が勝利。プレーオフ圏内を争うチームに逆転負けを喫した北九州は手痛い2連敗となってしまいました。
立ち上がりから優位に試合を進めていた北九州ですが、前半終了間際にCKから失点。先制を許してしまいました。後半は開始間もなく藤原健介選手がFKを決め同点に追い付き、更に永井龍選手の追加点で逆転とこのまま自分達のペースでゲームを終えることが出来れば良かったのですが、残り時間10分を切ったところで同点に追い付かれ、更にAT弾を浴びて試合終了。
失点はしたものの、前半の戦いぶりは悪くなかっただけにこの負け方はかなりショックが大きいですが、藤原選手の直接フリーキックと永井選手の得点(加えて得点までの流れ)は素晴らしく、見応えある得点シーンだったと思います。それだけに逆転に成功した後の試合運びに安定感がなかったのが残念ではあります。
このところ負けた試合では特にプレーのちょっとした遅れが気になるようになりましたが、要因について、増本浩平監督は「フィジカル、メンタルどちらも要因としてはあると思います」と言い、フィジカルに関しては、ボール保持時にパワーを使うとどうしても疲労し、守備に影響する可能性にも触れていました。メンタル面ではやはり今季から導入された『J2昇格プレーオフ』という未知の領域へのプレッシャーを挙げていました。
「ただ、メンタルで片づけないでねという話は(試合後)選手達に伝えました。メンタル的な部分と思い込んでしまうと改善しないので、やっぱり技術、立ち位置もそうだし、先を読む力もそうですし」。
一勝一敗の重みが増してきた中での2連敗という結果は非常に厳しいと言わざるを得ませんが、残り5試合を多いと思うか少ないと感じるか。いずれにしても踏ん張りどころです。粘り強く、課題を少しでも早く改善し、一戦必勝を狙い続けるのみですね。
尚、試合後会見での、大阪の大嶽直人監督のコメントに
「できることを一生懸命努力すれば報われるというのはこういうことなのかな」という言葉がありましたが、この試合と今季の大阪と大嶽監督らしさが表れていると思います。
失点はしたものの、前半の戦いぶりは悪くなかっただけにこの負け方はかなりショックが大きいですが、藤原選手の直接フリーキックと永井選手の得点(加えて得点までの流れ)は素晴らしく、見応えある得点シーンだったと思います。それだけに逆転に成功した後の試合運びに安定感がなかったのが残念ではあります。
「ただ、メンタルで片づけないでねという話は(試合後)選手達に伝えました。メンタル的な部分と思い込んでしまうと改善しないので、やっぱり技術、立ち位置もそうだし、先を読む力もそうですし」。
「できることを一生懸命努力すれば報われるというのはこういうことなのかな」という言葉がありましたが、この試合と今季の大阪と大嶽監督らしさが表れていると思います。