サッカーJ3ギラヴァンツ北九州は1月12日に全体練習を開始しました。
ギラヴァンツの練習拠点の新門司球技場には、今季から指揮を執る増本浩平監督と選手、スタッフらが集合。
増本監督は昨シーズンの途中から指揮を執ったJ3ガイナーレ鳥取の順位を就任当初の18位からシーズン終了時には6位まで上げています。
練習開始前にグラウンドの安全祈願が行われ、その後選手達はランニングやボールを回しなどで動きを確認。
まずは全体としてのウォーミングアップという印象の始動日でした。
クラブ史上2度目のJ3最下位という成績に終わったものの、Jリーグ入会承認を得ていないチームが上位2チームを占めたため降格を免れ、今季もJリーグの舞台で戦うことが決まったギラヴァンツ。この幸運を無駄にしないようにというファン・サポーターからの強い思いを背に、今季の巻き返しに向けてチームは新たなスタートを切りました。
監督・選手コメント
■増本浩平監督
「見ていて気持ちが良くなるチームにしていきたい」
「今季やっていかないといけないのは得点を重ねる所。(昨季)複数得点していれば勝った試合もあったと思う」
「単純にサッカーのベースになる部分、走る、戦うとか、そういった所が少し疎かになっているのかなという風にも見えたので、切り替えの部分もそうですし、そこはやっていかなきゃいけないなと」
「目の前の試合を勝っていくということを大切にして、一つ一つクリアしていくような形で、最終的に笑顔で終われるような順位になればいいなと思っています」
■田中悠也選手
「(去年は)個人としてもチームとしてもすごく悔しい思いが多かったシーズンだったので、二度と同じ過ちを繰り返さないようにしたい。
去年もそうでしたが、すごく仲がいいチームだとは思うけど、仲がいいだけじゃ意味がない。勝たないとサポーターの皆さんや北九州市民の方々を元気に出来ないと思うので、勝つ為には嫌なことも言っていかないといけないし、仲がいいだけじゃなくて切磋琢磨していける集団にしていけたらいいかなと思っています」
■喜山康平選手
「この素晴らしい環境で練習ができてとてもいいスタートが切れたのかなと思います。
若い選手も多いので、自分は色んな経験をしてきたので、選手達の成長の助けになればと思いますし、チームの勝利に貢献したい。
左利きなのでキックには自信があるということと、チームの攻撃に変化を加えたり、得点のチャンスを作ったりという所で貢献出来たらいいと思うし、長くサッカーやらせてもらってるんで、色んな経験をピッチ内外で、チームの勝利に繋がる発信だったり行動をしていけたらいいなと思います。
開幕戦ホームで出来るので、あの立派なスタジアムをホームに戦えることはすごく楽しみ。開幕戦みんなで、ファン・サポーターの方々と一緒に勝利をつかもうと思っているので、そのためにしっかり準備をしたいと思います。応援よろしくお願いします」
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FORZA KITAQ 「X」旧Twitter