2月21日。ギラヴァンツ北九州の開幕前の公開練習はこれが最後。
時折風雨が非常に激しくなる中、3日後に迫ったSC相模原との開幕戦に向けてミニゲーム形式の練習などで最終確認、調整を行いました。
朝から強い風雨というコンディションにもかかわらず、熱心に様子を見守っていたファン・サポーターの姿も、選手達にとっては非常に心強いものだったと思います。
練習後は増本浩平監督、キャプテンの井澤春輝選手、永井龍選手がインタビューに応じ、開幕戦への現在の心境や意気込みなどを語りました。
井澤春輝選手
「やっとリーグが始まるっていう所で、ホームでやるんでまずは勝ちたいです。
練習試合を何試合か重ねてきた中で、選手達の中での手応えというのは感じていますし、段々といい状況になってきていると思います。
メンバーが去年から半分くらい変わった中で、1か月ちょっとやってきてコミュニケーションもとれてますし、ピッチの中でのコンビネーションもちょっと増えてきたのかなと思います。
今年はチームとしても勝負の年だと思うので、しっかり結果を残したいと思います。
まずはホームで開幕なんで、そこでしっかりと勝って勢いに乗って、シーズン通して結果を残し続けたいなと思います」
増本浩平監督
「ワクワクしてます。チームの仕上がりもいいので、結果も含めてすごく楽しみだなと思います。
ミクスタで監督としてやる最初の試合というのもそうですし、自分が監督として開幕からやる最初の試合なので、いい結果で終われるようにということだけを考えて今準備をしています。勝って終わりたいなと思います」
永井龍選手
「プロで十何年やってきましたけど、今年が一番楽しみという風になっているので、本当にワクワクしてます。
練習試合もそうですし、毎日の練習の中で自分達が積み上げてきてるものがあるので、すごくいい状態にあるなという風に個人的には感じています。
自分ももうベテランですし、プレーでも、プレー以外の部分でも引っ張っていかないといけないですけど、一番は得点を取ることだと思っているので、得点を取ってチームを勝たせたり、引っ張っていける存在になりたいと思っているので、毎試合ゴールは貪欲に狙っていきたいなと思います。
開幕戦だけが重要ではないと思いますけど、開幕戦でどういう試合をするか。
しっかり勝ってファン・サポーターのみなさんと喜びを分かち合って、今年のギラヴァンツは違うぞという風に思わせたいので、いい試合が出来るように、そして必ず勝てるように頑張ります」
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3人の言葉には、現時点でのチームとしての手応えの良さと、着実に進化していることが表れていましたし、編成が大きく変化した中、試合を重ねるごとに調子を上げていきそうな期待が持てました。
実績のあるベテラン選手達の加入によって、プレー面だけでなく、チームのバランスにもいい影響が及んでいるのも感じられます。
ファン・サポーターにとってはここが1年の始まりとも言えるJリーグ開幕。今シーズンは全カテゴリー同じ週末での開幕です。
いい時も悪い時も、心ひとつに。
今シーズンもサッカーのある日常を楽しみましょう!