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「小倉の夜は熱い」水曜夜の琉球戦はギラヴァンツ北九州が今季リーグ戦ホーム初勝利

 


410日、ギラヴァンツ北九州はホームのミクニワールドスタジアム北九州にFC琉球を迎え、2-0で勝利しました。

前半はコーナーキックから長谷川光基選手がヘディングで先制点をあげ、後半は平原隆暉選手の粘り強いプレーから得点が決まり(公式記録はオウンゴール)今季初の複数得点かつ無失点での勝ち点3

反省すべき点はあると選手達も言っていましたが、勝って課題に向き合えるのはプラスではないでしょうか。

 


ミクスタでの勝利はルヴァンカップ1回戦、延長戦を制するという劇的な試合となった36日のJ2大分トリニータ戦以来で、リーグ戦では待望のホーム初勝利。

熱い思いを応援に込め、声援や拍手などを現地はもちろん、それぞれの場所からピッチに送り続けたファン・サポーターの皆さんにとっては最高の時間になりましたね。

まだ寒さの残る水曜の夜でしたが、「やはり小倉の夜は熱い」という試合後会見での増本浩平監督のコメントは、まるでこの試合を表現するキャッチコピーのようでした。

来週水曜の夜ミクスタで開催される、ルヴァンカップ2回戦の対戦相手は現在J1首位の町田ゼルビア。

今シーズン3度目の熱い小倉の夜になるか。今から気持ちが昂るところですが、その前に14日はカマタマーレ讃岐戦です。

ホームで3連勝するため、まずはしっかりと2連勝を目指していきましょう。

 

ピッチ外でもやるべきことをしっかりと。試合前SDGsブースの選手達


試合後選手コメント

井澤春輝選手

―――試合の振り返り

前節アウェーで不甲斐ない試合をした中で、今日は何としてもホームなんで全員で勝とうということで試合に入って、結果勝てたのでそこは本当に良かったと思います。

縦の意識は絶対持つようにしてるんですけど、前節の反省点として、縦に急ぎ過ぎて自分達のペースを失っていくというのがあったんで、今日はボール保持を意識しつつ、自分達でペースを握ろうと意識してゲームに入りました。


―――今日の試合に関しての課題

2点取りましたけど、前半のうちにもう1点取るチャンスがあったし、コーナーも結構ありました。そこで仕留めていく力だったり、後半入ってちょっと良くない時間帯もあってPKを与えてしまったり、ああいうところをなくしていかないといけないかなと思います。

守備の行き方のところで(前と後ろの)ズレがあったんで、マスさん(増本監督)からのアドバイスをもらって少しずつ修正してという感じでした。


―――ご自身のコンディションについて

今のところ問題なくやれてます。怪我しないようにというのは勿論そうなんですけど、そこにびびってちゃいいプレー出来ないですし、ピッチに立つ以上全力でやりたいと思います。


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