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ギラヴァンツ北九州、ホームで奈良クラブに逆転勝利


616日、ミクニワールドスタジアム北九州で行われたギラヴァンツ北九州対奈良クラブの試合は、2-1でギラヴァンツ北九州の逆転勝利となりました。

 立ち上がりから北九州がペースを握る展開でしたが、26分にセットプレーから失点。そこから若干北九州の勢いが落ちたと思われましたが、岡野凜平選手のCKに永井龍選手がしっかりと合わせて同点に。試合を振り出しに戻して前半を終えました。

 後半の入りは奈良有利だったが、61分、田中悠也選手から牛之濵拓選手に繋いだボールを最後永井選手が決め北九州が逆転。試合終盤の奈良の攻撃をしのぎ切った北九州はミクスタで嬉しい勝ち星を手にしました。



 この試合、永井選手は2得点の活躍。セットプレーの得点も見事でしたが、2点目は起点となった田中選手の素早い判断とスローイングの質、相手を2人かわした牛之濵選手の巧さ、走りこんで来た永井選手とカウンターの流れ全てが爽快且つ見応えがありました。
これまで守備などでも献身的なプレーで多くの役割をこなしてきた永井選手ですが、チーム力アップと共に永井選手の得点シーンもどんどん増えていくことを期待したいです。

 


ギラヴァンツ北九州はこの勝利でリーグ戦で5試合負けなし。天皇杯でも負けていません(公式記録上天皇杯2回戦アウェー新潟戦は引き分け)。チームが成長しているのを感じます。

そしてやっぱりホームで勝つのは大切ですね。ミクスタの雰囲気は本当に良かったです。

試合後会見でも選手達を讃え、労った増本浩平監督。締めの言葉は

「でも慢心はせずに。僕達は60位からのスタートなんだから。」




※井澤春輝選手、官澤琉汰選手八幡東区長訪問記事はこちらから


試合後選手コメント


■山脇樺織選手

僕がこのチームに入ってから初めての逆転勝ちですごい嬉しいですし、逆転出来るチームになってきたんだなというのは感じるんで、そこで少しでも貢献出来たのは良かったのかなとは思います。ですがまだまだこれからです。

 試合に出ることで経験を積めていて、試合勘とかも分かってきたので、それを90分通してもっともっとクオリティを上げていくということもありますけど、自分自身色んな事を出来るようになってきているので、その中でもっと特徴のあるプレーを出していけたらいいと思います。

---開幕からしばらく左サイドで作っていくことが多かったと思います

最近は増本監督が右サイドに預けろという風にベンチからも言って下さっているので、そこは僕の長所である攻撃的な面を出せて来てるのかなと思います。あとはクオリティを上げて、いかに得点に繋げていくかっていうのがこれからもっともっと上げていかないといけない所だと思います。

 (岡野選手との連携は)やっぱりいて欲しい所にいる、だいたいこの辺にいるだろうというところにいてくれる。そこは凜平の能力だったりと思うので、もっと他の選手とも繋がって、右サイドの攻撃を活かしたいです。

---次戦に向けて

 次勝ったら多分6位くらいまで近付ける可能性もありますし大事な試合ですが、まずは目の前の試合に勝つというところに立ち返って、しっかりやっていきたいと思います。




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