スキップしてメイン コンテンツに移動

ここからが昇格に向けて正念場・ギラヴァンツ北九州今季2度目の連敗


97日にミクニワールドスタジアム北九州で行われたギラヴァンツ北九州対FC今治の試合は0-3で北九州が敗戦。今季2度目の2連敗となりました。
 
アウェー福島で約4カ月ぶりの敗戦を喫した北九州。ホームで勝って再び波に乗りたいところでしたが、今治の巧さ、強さと昇格に対する執着に完全に屈した形に。
ミスも目立ちましたが、判断を含めたプレーもワンテンポの遅れているように見え、今治のプレスがかなり効いていたように感じました。
 
前節アウェー福島で敗戦したとはいえ、それまでは13戦不敗と北九州の好調さがメディアなどを通じても周知され、更に小倉北区民感謝デー、ギラヴァンツ北九州持株会・選手会合同企画のこども無料dayといった集客施策とギラフェスの効果もあり、この日の来場者数は5839人。多くの来場者が北九州の勝利を願って後押しをしましたが、3失点かつ無得点と非常に厳しい結果になりました。
それでも試合終了後のスタジアムの雰囲気は前向きだったと思います。連敗も敗戦もしない方がいいのは当然ですが、リーグ戦残り11試合。まだ何も決まっていませんし、正念場はここから。次は首位独走中の大宮とアウェーでの戦いです。


試合後コメント

◆大森真吾選手

--後半途中からの出場でしたが、プレーを振り返ってください

(永井)龍君とツートップで点を取りにいくということで入りました。
やりたいことが出来たかというとやれなかったですし、もうちょっと前に張っても良かったかなと思います。ちょっとボールが出てこない感じがしたので受けに行こうとしましたけど、振り返ると逆にそれが良くない方向に働いたかなと思います。


--前半を見ていて感じたことは

相手の圧力でビルドアップがなかなかうまく行ってないなとところはありましたけど、そこは立ち位置で改善できると思いましたし、(矢田)旭君がいいところで前を向いていたんで、そういうところは継続していければ点に繋がる可能性があるかなと思いながら見ていました。

--途中出場だと気持ちの作り方も含めて難しい面もあるのでは

難しいですね。僕は今まで先発の方が好きだったんで、あまり途中出場で活躍出来てる感覚がないんで、そこはしっかり打開しなければと思いますし、それで結果を残さないと上にはいけないので。途中から出てもしっかり結果を残せる選手になれるようにやらなきゃいけないなと思います。


--こちらにきてから1ケ月弱。環境には慣れましたか?

そうですね。しっかりコミュニケーションも取ったりできてるんで、チームに馴染むというところは大丈夫かなと。
かなり長い間(北九州を)離れてましたけど、年末とかは帰って来ていたんで、土地的な問題も何もないです。

--次節は首位大宮戦です

次の試合はすぐにくるので切り替えなければいけないですし、一週間いい準備をしなければと思います。
早く1点取りたいと思うんで、とにかくそこを意識してやりたいです。




このブログの人気の投稿

J3優勝に向かって2025ギラヴァンツ北九州始動

  サッカー J3 ギラヴァンツ北九州が 1 月 11 日、新門司球技場で全体練習を開始しました。 この冬一番の冷え込みが続く中、約 100 人もの熱心なファンやサポーターが新チームをいち早く確認しようと見学に訪れていました。   練習開始前には毎年恒例の甲宗八幡宮によるグラウンドの安全祈願が行われ、その後選手達はランニングや体幹トレーニング、ボール回しなどを行い、まずはウォーミングアップとチーム全員の初顔合わせといった内容の全体練習を終えました。   チームはこの後 12 日に北九州ソレイユホールで新体制発表会を開催し、 16 日から 21 日まで島原復興アリーナでキャンプを行います。キャンプ期間中の 17 日にギラヴァンツ北九州 U-18 と、 21 日に三菱重工長崎 SC とトレーニングマッチを予定しています。 練習後コメント (※増本監督、永井選手、町田選手は囲み会見) ◆増本浩平監督 みんなモチベーション高く来てくれてますし、コンディションもいい状態で集まってくれたので、すごく充実したトレーニングが出来たと思います。 (ミーティングでは)クラブの方針とかを含めて社長とスポーツダイレクターから選手に向けてギラヴァンツ北九州ってこういうクラブですよというところは話してもらいました。 僕自身がミーティングより早くグラウンドに出たいというのがあったので、僕からひと言だけ言ったのは、こうあるべきみたいなところはなくして、柔軟性をもってやって欲しいというのを伝えました。 --今シーズンはどんなサッカーを展開したい? やってきたことには自信を持って欲しいと思うので、そこにプラスしてどういうことをしていくかというところだと思うんですけど、やはりアタックの部分でもう少し得点を取らなくてはいけないというのがあったし、それが出来てればというのがあったと思うんで、そこは伸ばしつつ、守備の所は最後の方ちょっと失点が増えてしまったので、そうならないように、去年の反省を活かした上で更にプラス出来るような形でやっていこうと。 --キャンプでのメニューはどういったものに? やっぱり攻撃の部分は着手していかないといけないと思いますけど、そこばかりやってても守備の所が疎かになってしまうので、全体的にバランス良くやっていく...

リーグ後半戦開始。アウェー鳥取戦を前に増本浩平監督に話を聞く

  早いもので 6 月 29 日のホーム福島ユナイテッド FC 戦でギラヴァンツ北九州の今季の戦いも半分が終わりました。 6 勝 8 分け 5 敗と勝ち越しでシーズンを折り返せたことはもちろん、 13 節アウェー FC 岐阜戦以来リーグ戦7戦負けなしと確実に調子を上げていることも後半戦に向けたポジティブファクター。 しかもホームのミクスタでは 3 連勝中で、奈良クラブ戦、福島戦と 2 試合続けての逆転勝利はチームの自信になったと思いますし、ファン・サポーターにとっても次の試合が待ち遠しくなる素晴らしい前半戦の終わり方になりました。 現在、目標とするプレーオフ圏内まで勝点 3 、自動昇格圏内の 2 位にも勝点 5 差に迫ります。 7 月 1 日のギラフェス記者会見後に、増本浩平監督に後半戦に向けた意気込みなどを聞きました。 --リーグ戦折り返し初戦はアウェー鳥取。古巣との対戦です チームで共有したのは、一回負けた相手に負けるわけにはいかないのがここからのサイクルということ。引き分けた相手には絶対に勝たないといけない。勝った相手にももう一度勝たいないといけない。 やらなけばならないことはこれまでと変わらないし、そこを毎試合意識していかなければならないし、 100 %以上でやり続けるしかないんだからということです。 今まで通り、先々の事を考え過ぎず、目の前の試合を戦うという意味では、相手が鳥取だろうがどこだろうが関係ないと思っています。   --ホーム鳥取戦では、(古巣対決を前に)平常心でいられないのが選手達にも伝わってしまっていたとのことでした。今回はいかがでしょう? そうなるでしょ(笑)いつも通りなんだけど、隠そうと思っても隠せない(笑)   --その気持ちを汲んだ上で、選手達が奮起してくれるのでは そうですね。今本当に選手達がすごく頼もしくなってきているので、僕が何か言わなくてもいい戦いをしてくれるはずだと思います。   --チームの調子も上がってきています。ギラフェスにも多くの方が来場されると思います (沢山の方が)入るか入らないかは僕ら次第だと思っていて、そのためには勝ち続けないといけない。 選手達は去年があって、それでも沢山の方が応援してくれていることを意気に感じているし...

ギラヴァンツ北九州がアウェーで奈良クラブに快勝!3連勝で13戦不敗

  8 月 24 日、ギラヴァンツ北九州はアウェーで奈良クラブと対戦。0-2で勝利しました。   立ち上がりからペースを握った北九州は、 14 分に藤原健介選手からの完璧なボールをゴール前中央で 牛之濵 拓 選手が頭で合わせて先制。 その後も北九州は再三に渡り奈良のゴールを脅かしましたが、 0-1 のまま前半を終えます。 後半 19 分には PK を永井龍選手が落ち着いて決め追加点を挙げスコアは 0-2 に。 前半はほぼ攻撃を封じられていた奈良ですが、後半は岡田優希選手などが決定機を作り、終盤に向けて北九州を押し込むシーンが増えましたが、持ち前の堅守でゴールを割らせず、この試合も北九州が無失点で勝利をつかみ取りました。 北九州はこれで今季二度目の 3 連勝。不敗記録を 13 試合に伸ばしています。   連勝、そして不敗記録更新、更にはプレーオフや昇格など色々と気になるのが応援する側の気持ちではありますが、毎試合後の監督や選手のコメントにも表れているようにチームはぶれずに一戦必勝でどの試合にも臨んでいます。 次節もアウェーでの試合。福島との対戦です。 試合後コメント ◆増本浩平監督 --不敗に対するプレッシャーや今後相手に対策されることに関して 僕らはアカデミーのゲームと違って、情報がいくらでも外に出るカテゴリーで試合をしてるので、それがシーズン前半だろうが後半だろうが、第1節だろうが30数節だろうが変わらなくて。毎試合、更にレベルを高めてやっていかないといけないと思いますし、それは相手も同じで。相手が何をしてくるから僕らはこうしようとか。 陥りがちなのが、勝ちが重なってきたりとか、上手くいってると、「自分達のサッカー」っていうところに囚われがちになって、同じことを繰り返したり、「俺たちのやってることはこれだ」ってなっちゃうところ。 サッカーって対戦相手がいるスポーツなので、相手のシステムが違えばやり方を変えなきゃいけないし、相手のシステムが同じでもやり方を変えなければいけないこともある。毎節毎節僕らが何をするかっていうところを整理してやっていかなきゃいけないなというところです。 選手の気持ちとかそう言う所に関しては、去年があるんで、ちょっとでも隙を見せたり油断したらあの思いをしなきゃいけないと思っている...