ギラヴァンツ北九州は11月2日、ミクニワールドスタジアム北九州にアスルクラロ沼津を迎えて対戦。結果は1-1のドローとなりました。
11本のシュートを放つなど、北九州は多くのチャンスを作るものの得点に至らず、両者とも無得点で前半を折り返しますが、後半42分、途中出場の渡邉颯太選手がヘディングでゴールを決め先制。
しかし6分という長いATが残り1分弱となったところで沼津に得点を許し、同点に追い付かれたところで試合終了となってしまいました。
全体を通して北九州はいいゲームをしていたと感じます。前半はチャンスメイクも多く、渡邉颯太選手の特徴が出ていた得点シーンはそこに至るまでの高吉正真選手のクロス、杉山耕二選手の頭での落としも見応えあるものでした。
やはり、チャンスに決め切れないと結果が厳しいものになるということですね。何度も言われていることですが、今回もまた痛感させられました。
試合後会見で増本浩平監督は「選手達は目の前の試合に勝つために何をするべきかというのをよく表現してくれたが、6分のATをやりきるというところでは力不足」と語っていましたが、あとひと息を粘り切るための何かが足りない。それを克服すべく、また次戦に向けて日々のトレーニングに取り組んで欲しいと思います。
残された時間は多くはありませんが、まだまだプレーオフ圏内をめぐっては大混戦。目標の場所にたどり着く可能性は十分にあります。